基地がないので、元々関西という土地で生活したことが無かったのですが、
(奈良に幹部候補生学校はありますが、ほぼ営内生活ですので。)
その所為なのかもしれませんが、どうも関西という土地に未だに馴染めません。
あくまで個人的な感覚でしかないんですが、
関西の人(というかほぼ大阪の人)って、首都圏のみならず、私の知ってる限りの国内の他地方とも
感性が違うように感じますね。
なんというか、「特異」な感じがします。
大阪というと、人情味溢れてて、親しみやすいというイメージが強いのですが、
どうもにもその人情味やらいうものは、あくまで表面的なものでしかないように感じます。
確かに会話をする上ではとてもフレンドリーに見えるのですが、
「相手に気を遣う」「察する」などの、意識が抜け落ちていて、悪く言えば「自分勝手」・「独りよがり」なところが随所に見受けられます。
私が自衛隊で行ったことのある他の地域と比較しても、一番「社会性が未成熟」な地域かなと。
なので、よく大阪の人が「東京の人間は冷たい」と言うのですが、私には、逆に大阪の人の方が冷たく感じてしまいます。
ちょっと卑近な例を挙げましょう。
電車や駅など、人の集まる所では、土地々のルールやらマナーやらが垣間見えておもしろいものですが、
まずは、電車の乗り降り。
首都圏や、その他の地方では、混雑時は降りる人の邪魔にならないようにドアの前を開けます。
首都圏では、大抵、図みたいな感じになりますよね?
関西では、下図です。
ええ。なぜか塞ぐんですよ。降りる人が多くてもこのままです。よくお見合いしている光景を見かけます。
降りる人側が進路を譲るなんてことできないのですから、意味が分かりません。
というか、そこまでのことを考えて行動できないようです。
次は座席。
まあ、こんな5人掛けのシートがあったとしましょう。
こんな風に空いていた場合、まぁ、混雑状況にもよるでしょうが、関東では割とこのように座る場合が多いかと思います。
関西では、老若男女の違いを問わず、ほぼ当たり前のような感覚で下図です。
面白いのは、通勤電車などの、割と混んでいる電車でも同じであること。
また、誰かが降りて1つ間が空いた場合も、誰かが座る前にどちらかの人あるいは相互に少しずつずれて、
上図のようなポジションにシフトします。立っている人が居てもです。w
これは例えば、自転車駐輪場なんかでも同じですね。必ず空いている真ん中に置こうとします。
こないだはさらにおもしろい人が居て、上記のケースで一人幅に分かれているシートのわざわざ真ん中に
座り直してました。w
なんというか、この「周りの目をあまり気にしない」ところが、「フレンドリーな」イメージに繋がってるように思えます。
逆に、誰も「周りの迷惑を考えない」「空気が読めない」といった、全体最適化ができないところが、社会的に未成熟に見えるわけです。
こういった社会的な「躾」事項は、地方、特に西日本の方がしっかりしているように見受けられます。
それでもなぜか大阪だけが、中京・関東と比較しても相当落ちる、、、というところが余計に特異的に見えてるのかもしれません。
まあ、あくまで個人的な主観ですので、反論もあるかとは思いますが、
私、正直、大阪で生活している間、なんというかずっと鬱な気分でしたね。2年住んで慣れなかった土地は始めてです。
(ちなみに第2位は福岡。なんだろ、地元九州だけど、あそこはあまり好きになれなかった。
第3位は実は京都。大阪よりは田舎で、若い人が多い町なので幾分過ごしやすいですが、
なぜだろう、なんかここに骨を埋める気にはなれない。)
おまけ
タイトルは「優先座席」
あのピクトグラム見る度にこれを想像してしまうんですが・・・
あ、後は魚市場のおじさんとか。