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30,Jul,11 23:25関西さいぞ
基地がないので、元々関西という土地で生活したことが無かったのですが、
(奈良に幹部候補生学校はありますが、ほぼ営内生活ですので。)
その所為なのかもしれませんが、どうも関西という土地に未だに馴染めません。
あくまで個人的な感覚でしかないんですが、
関西の人(というかほぼ大阪の人)って、首都圏のみならず、私の知ってる限りの国内の他地方とも
感性が違うように感じますね。
なんというか、「特異」な感じがします。

大阪というと、人情味溢れてて、親しみやすいというイメージが強いのですが、
どうもにもその人情味やらいうものは、あくまで表面的なものでしかないように感じます。
確かに会話をする上ではとてもフレンドリーに見えるのですが、
「相手に気を遣う」「察する」などの、意識が抜け落ちていて、悪く言えば「自分勝手」・「独りよがり」なところが随所に見受けられます。
私が自衛隊で行ったことのある他の地域と比較しても、一番「社会性が未成熟」な地域かなと。
なので、よく大阪の人が「東京の人間は冷たい」と言うのですが、私には、逆に大阪の人の方が冷たく感じてしまいます。

ちょっと卑近な例を挙げましょう。
電車や駅など、人の集まる所では、土地々のルールやらマナーやらが垣間見えておもしろいものですが、
まずは、電車の乗り降り。

首都圏や、その他の地方では、混雑時は降りる人の邪魔にならないようにドアの前を開けます。
首都圏では、大抵、図みたいな感じになりますよね?
関西では、下図です。

ええ。なぜか塞ぐんですよ。降りる人が多くてもこのままです。よくお見合いしている光景を見かけます。
降りる人側が進路を譲るなんてことできないのですから、意味が分かりません。
というか、そこまでのことを考えて行動できないようです。

次は座席。

まあ、こんな5人掛けのシートがあったとしましょう。

こんな風に空いていた場合、まぁ、混雑状況にもよるでしょうが、関東では割とこのように座る場合が多いかと思います。

関西では、老若男女の違いを問わず、ほぼ当たり前のような感覚で下図です。

面白いのは、通勤電車などの、割と混んでいる電車でも同じであること。
また、誰かが降りて1つ間が空いた場合も、誰かが座る前にどちらかの人あるいは相互に少しずつずれて、
上図のようなポジションにシフトします。立っている人が居てもです。w
これは例えば、自転車駐輪場なんかでも同じですね。必ず空いている真ん中に置こうとします。
こないだはさらにおもしろい人が居て、上記のケースで一人幅に分かれているシートのわざわざ真ん中に
座り直してました。w

なんというか、この「周りの目をあまり気にしない」ところが、「フレンドリーな」イメージに繋がってるように思えます。
逆に、誰も「周りの迷惑を考えない」「空気が読めない」といった、全体最適化ができないところが、社会的に未成熟に見えるわけです。
こういった社会的な「躾」事項は、地方、特に西日本の方がしっかりしているように見受けられます。
それでもなぜか大阪だけが、中京・関東と比較しても相当落ちる、、、というところが余計に特異的に見えてるのかもしれません。
まあ、あくまで個人的な主観ですので、反論もあるかとは思いますが、
私、正直、大阪で生活している間、なんというかずっと鬱な気分でしたね。2年住んで慣れなかった土地は始めてです。
(ちなみに第2位は福岡。なんだろ、地元九州だけど、あそこはあまり好きになれなかった。
第3位は実は京都。大阪よりは田舎で、若い人が多い町なので幾分過ごしやすいですが、
なぜだろう、なんかここに骨を埋める気にはなれない。)

おまけ
タイトルは「優先座席」
あのピクトグラム見る度にこれを想像してしまうんですが・・・
あ、後は魚市場のおじさんとか。


29,Jul,11 07:43嫌韓さいぞ
なんかここんところ話題が多いですが、
かく言う私も彼の国の人にはあまりいいイメージは持ってません。

というのも、晴れた日には釜山が見えるような某基地で小隊長やってましたから。
1900年代終わりくらいの頃でしたので、北の工作船が話題に上がる少々前くらいでしょうか。
北の工作船自体もよく情報が入ってきて、当直の時は悩まされましたが、
どちらかといえば、南の密漁漁船の方がうっとおしかった。
油断してると深夜に基地(島)の裏側に隠れてることもあったり、
(おそらく上陸してひじきとか採ってたんでしょう。)
法律上、漁場ということもあって、満潮時の海岸線が基地外周でしたので、
警戒はさせられるけど、民間人に下手な手出しもできず・・・

漁師の人からもいろんな話を聞きました。
・集魚燈で集めたイカの水揚げやっている漁船の間を走り抜けて獲物をかっさらって行くだとか、
・船ぶつけて来るだとか、
・こっそり網を切っていくだとか、
・こっそり島へ上陸して、禁止されている装具を使ってアワビ採ってるだとか、
・彼らの船はデュアルエンジン搭載で、通報して海保が着く頃には消えているだとか、
・対馬全体で月に1度は揚がっていた身元不明の水死体は、実は南の日雇い漁師だとか、(噂)
etc,etc・・・
ちなみにそこの漁協は、海保に通報しても間に合わないので、自衛のために港に独自にレーダーを持ってました。
(近くに海自の監視所もあって、電波環境調査が面倒でしたが、、、)

まぁ、ぶっちゃけ、そこの島民にもあまり良い感情はなかったですけどね。W
変に協力や労務をタカってくるし、変に馴れ馴れしいかと思えば、隊員に強請りかけるは、、、
土建屋なんかひどいもんで、施設は2年も持たずコンクリが崩れてくるわ、
施行したての崖の吹き付けは半年もせずに崩れるわ、工期は平気で半年以上伸ばすわ、
果ては、工員の麻薬事件で工事中断するわ、、、
数百メートルの道路が、いったい何年経ったら舗装完了するんだろう、、、ってかんじでした。
ちなみに、町のほとんどが2〜3の血族で固められてて、私の任期中に町長が変わりましたが、
ほとんどの土建屋が一気に潰れて入れ替わりましたね。w
ええ、袖の下と妙な監視員、密告が横行するすごい選挙でした。w
地元で嫁を貰った隊員さんなんか大変。期間中に対立候補グループの人の家を訪ねただけで、
選挙後警察に事情聴取されるハメに。W
年配の施設小隊長曰く、風土的にも、一部血統的にも隣国の影響が濃いからだそうですが。
うーん、確かに半日教育の話やら、文化窃盗の話だとか、、、似たような印象は拭えないですね。

唯一、交換で来日していた軍人さんは、割と好印象でしたね。
身の程を知っているというか、自軍・自国のレベルや、できること・できないことはちゃんと合理的に理解しているようでした。
(あ、職業軍人に限りますよ? 一兵卒というか、あっちは徴兵でしたか、の統制レベルは最低でしたので。)
どこもそうですけど、政治家よりも職業軍人の方が正しい目を持ってるような感じがしますね。
軍人に限らず、組織にはいつのまにか政治屋が発生しちゃうのが問題なので、
文民統制が必要なのは分かりますが、もっと軍人のスキルは活用してもいいんじゃないかと思いますね。

25,Jul,11 00:14ラノベとかさいぞ
きまさんのとこで度々出てくるので、割と最近読むようになったんですが、
異なる作家さんで、立て続けに同じ語彙が気にかかったので、ちょっと書いてみたり。

「喧々諤々」

はい。「喧々囂々」と「侃々諤々」がごっちゃになった誤用です。
この2つは似てますが、意味も微妙に違ってて、
前者は「騒がしく話し合ってる様」、後者は「忌憚なく議論すること」ってところですか。

で、気になったのは、これを使ってる作家さんが2人続いたこと。
ひょっとして、この語彙って、ある程度市民権を得てるのかな・・・
いつの間にか市民権を得ている語彙ってありますからね。

で、ちょっとググってみたところ、
ほう、こことかここなんか、既に語彙として入れてますね。
ただ、本来は混ざってること、誤用であることなんかも注釈入ってますし、
間違いだと指摘するサイトの方が圧倒的に多いみたいです。
まだ市民権を得たとは言えないみたいですね。

あ、ググってたら、同じ語彙を某「海原◯山」も使ってたのを思い出しました。
そういや◯味しんぼは「汚名挽回」でも有名でしたね。W
文章を公開するには、やはりちょっと恥ずかしい誤用のようです。

20,Jul,11 00:37婆娑羅さいぞ
最近知ったんですが、福岡や筑豊の方では、「ばさら」とは、「すごく」とか「とても」
という意味らしいですね。
婆娑羅は知ってのとおり、元は十二神将のバジュラ。
南北朝時代に「派手」とか「傾いている」とかいう意味で使われた、全国区な言葉です。

ただ、その使われ方は微妙に違っているようで、
私の田舎の長崎や熊本では、形容詞としての「ばさらか」が良く使われていました。
意味は「大雑把」とか「いいかげん」という否定的な意味合いです。

毎日掃除機はかけるけど、拭き掃除はほとんどしない。洗濯はするけど洗濯機には洗剤がこびりついたまま・・・
そんなお袋に対して私が言うのが、「あんた、なんでんすっことのばさらかねぇ」
(あんた、なんでもやることが大雑把だね)

ところが、同じ長崎も五島では、いわゆる「ばらか」。
(コミックの「ばらかもん」とか「バラモン凧」で有名ですね?)
「元気」とか「逞しい」とかいう肯定的な意味になります。

熊本と長崎の南部は割と方言が近いような気がしますね。
もしかしたら佐世保の方では「ばさら」は違う意味なのかも。

そういえば、島田洋七の「がばいばぁちゃん」の「がばい」。
お隣の県なのに、他所では全然聞かないなぁとか思ってたら、
どうやらここ30年くらいにできた新しい方言だそうな。
しかも、本当は「超」とか、「まじ」とか言うニュアンスで使われる言葉らしい。
なるほど。福岡の「ばり」とかと同じ言葉なんですね。なんか得心。
「がばいむかつく〜」
福岡では「ばりむかつく〜」なんて言いますが、「ばさらむかつく〜」なんて言い方もあるのだろうか。

ちなみに長崎では「いじ」をよく使ってました。
「いじむかつく〜」w

17,Jul,11 14:10カテゴリー
良く見る比較記事などで、例えば WIN vs. Mac なんてのがありますが、
最近では、Android の記事も良く見かけるようになりまして、
で、なんとなく違和感を覚えるのが、

「AndroidってOSのカテゴリに入れていいものなのだろうか。」

という疑問。
いや、確かにAndroid OSとは言ってますが、あくまでCentOSとかUbuntuとかのカテゴリで、
Linuxの仲間だと思うわけです。
(個人的には、GnomeとかXFCEとかデスクトップ統合環境のカテゴリじゃないかななんて思うのですが。)
iOSとか(OS Xも本来はBSDコアですが、まあ一応OSカテゴリでいいでしょう。)との比較は
基本的にインターフェイスの比較なので良しとしても、
LinuxとかWindowzとかの話をしてる中に Android を持ち込むのはすごく違和感ありません?
(Win vs. Mac にUNIX系OSが出てくるのもなんか・・・OS X ってGPLがそのまま使えてる時点で、
もはやUNIXの1種だと思うんだけど・・・)

似たようなので、IE vs. Firefox vs. Opera の話の中に Sleipnir が出てきてみたりとか。
いやいや、私としては、SleipnirのカテゴリはFirefoxとかSeaMonkeyとかのレベルまでも行かないで、
Fasterfox とか Firescape とかの派生ブラウザのカテゴリでしかないんですよね。
(だって、使ってるエンジンの制限・仕様がそのまま残ってるわけだし。)

まぁ、「OSとかブラウザとか論じてるようだけど、ぶっちゃけユーザーインターフェイスを論じてるだけだよね。」
とか割り切っちゃえばいいんですけどね。

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