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16,Sep,11 07:51胡麻豆腐さいぞ
前にも書いたですかね?
長崎の胡麻豆腐って、たっぷり砂糖が入ってて、寧ろ胡麻プリンって言った方がいいくらいの
お子様に大人気の食べ物です。
胡麻は炒り胡麻を使うので、茶色っぽくて香りが強いのも特徴です。

で、なんとなくネットでそのことを話してたら、新潟の方から、
「え?胡麻豆腐って甘くないの?」っていう反応が。
調べてみたら、本当に新潟の方でも胡麻豆腐は甘いらしい。
意外な接点でした。
色は普通の色ですね。
その他、福島の一部にもあるとかの情報も発見。へー。

にしても、新潟ですか。なんか親近感が湧きますね。
私の珍しい姓と同じ地名が長岡市にありますし。w

10,Sep,11 03:35トルコライスさいぞ
こないだのケン◯ンショーでやってたみたいですね。
で、気になったのは、福井のボルガライス。
あれ?これって、大阪Ver.のトルコライスじゃない?

うーん、想像でしかないですが、
福井のこれが大阪に持ち込まれて、さらに長崎から持ち込まれたトルコライスの名称と
ごっちゃになったんじゃないかと思うんですが、どうでしょう?
と言うのも、「食い倒れ」と言う割には、大阪って基本的にはソース文化しかないですよね?
(よく粉物文化と言われますが、うどんとかは大阪のものじゃないと思うんですよ。
地域性から言えば、戦後ソース工場ができて普及した「一銭洋食」みたいなソース文化だと思うんです。
もんじゃとか広島焼きとかも同系列ですが、お好み焼きのバリエーションとこだわりは、特異文化として見て良いかと。
たこ焼き・イカ焼き・とんぺい焼きもこのジャンルにまとめていいと思う。)

ちなみに「大阪の食い倒れ」という言葉は、あくまで「京の着倒れ」に対比させる意味しかなくて、
元々その部分は「江戸の食い倒れ」と言われたように、京都<->その他の都市 という対比でしかないものです。
そりゃ、貧窮喘いでる時に他の物はさておき食費を優先するのは普通ですよね?
エンゲル係数ってあるくらいだし。w
(着物や食い物で身上を潰すって意味じゃないですよ?)

東京も大阪も、基本的には地方の物が集まるところですし、特に大阪は天下の台所、
自然に各地の名物が集まるという点では、確かにかつては食の都だったのかもしれません。
ただ、食料の流通が発達した現代では、その魅力はなくなりましたし、
むしろ地方へ行った方が新鮮かつ安い特産品が食べられるという点で有利。

私が大阪に来てみて感じたのは、
・確かに粉物屋は多い。でも、こんなに要らないだろ?
・別に薄味って感じでもないな・・・薄出汁だけど。
・食べ物は全然安くない。福岡の方が同じレベルの料理をもっと安い値段で食べられるし、素材に至っては比較にならない。
・・・「福岡の方が全然食の都じゃん」という感想でした。

基本的にソースはそれほど好きじゃないので、大阪の「ソース文化」には魅力を感じないといったところもあります。
明石のタコとかも、(三崎のマグロも同様ですが)海産県出身者には味覚が合わないというか、
そんなに珍重しませんし、むしろイイダコの方が美味いじゃんって感じで。w

で、個人的になんとなく大阪の気にくわない点を挙げますと、
ほんのちょっとの違いしかないのに、他所のもの、全国のものを、大阪(関西)発祥・地のものと大袈裟に謳うことでしょうか。
あれ、なんかお隣の国とちょっと似てますね。w

・トルコライス:大阪発祥と言われるイスタンブールの創業年から見るに、明らかに長崎のが先。これはありえん。
        もうひとつ大阪発祥を謳っている西遊記は、単に長崎出身の亭主が最初に大阪に持ってきただけらしいし。
        神戸起源説は時期的にありそうです。長崎で広まった頃、将校クラブのメニューにもあったらしい。
        ただ、どちらが先かは微妙ですね。洋食文化は横浜・神戸発祥のように言われますが、
        洋食屋が最初に出来たのは長崎ですし、その後洋食屋が盛んにできたのはむしろ東京。
        長崎で今も老舗としてトルコライス出してる、喫茶「つる茶ん」でさえ大正創業ですしね。
        つる茶んのご亭主が言うには、当時はソース掛けたカツレツとピラフ、スパの三食盛りが普通だったそうで、
        カレーやらドミグラスソースはどうも後からカスタマイズされてるっぽい。
        となると、伝え聞く神戸発祥エピソードは胡散臭い感じがしますね。
        長崎で料理名を流用したら流行っちゃった・・・ってくらいのとこなんじゃないかなぁ・・・
        なんせスーパイコーなんてのもありますから。w

・ひとくち餃子:Wikiにも載ってますが、福岡のが先。なんで大阪式・福岡式と分ける必要があるのかが謎。
        天平の創業の頃には、長崎にも雲龍亭できてるし。

・ホルモン焼き:確かに商標取ったのは大阪の店ですが、「放るもの」の意とかは捏造でしょう。
        全国に内臓食べる文化はありましたし、スッポン料理もホルモンと呼んでたし。

・関西風うどん:あくまで関西風であって、大阪のものではない。
        しかも、関東との出汁の対比であって、関西中心の味というわけでもない。西日本でベーシックな味だと思う。
        四国の人みたいにしょっちゅう食べるならまだしも、そんなでもない。
        そばよりはうどんを好むといった程度。

・ぶたまん  :これも基本的には西日本と東日本で一般的に広まってる呼び名の対比。
        別に「ぶたまん」地方で「にくまん」って言っても通じるし、先に「ぶたまん」の名称を使ったのは、横浜。
        551蓬莱は大阪の味っていうより、支那の味だね。
        戦時中台湾に居たうちの婆さんが、よく似たようなの作ってたし、中華街行けば似たような味あるし。

・焼き飯   :これもぶたまんと同じ。どうも大阪の一部では、焼き飯は「鉄板焼き」で作る別の料理と説明しているようだが、
        元々全国的な言葉で、長崎では中華料理屋でも焼き飯で通じるし、
        単純に「朝鮮漬け」みたいな言い方が残ってるかどうかの違いに過ぎない。
        先にご飯を炒めて後から卵〜云々 の解説は、鉄板で作るんだからそうなるだろうよ、としか言えない。
        チャーハンも作り方によっては後から入れたりする。

・串カツ   :これも微妙。名古屋の味噌カツくらい差別化されてればだけど・・・

・はりはり鍋 :大阪を中心とした関西で〜 と説明がされてるようですが、鯨は和歌山、水菜は京都のものですよね。
        元々家庭料理で、確かに商業的に売り出したのは大阪が最初ですが、
        それで「大阪を中心とした」っていうのは微妙。

・王将    :どっちでもええがな。w 名前以外そんなに特色ないんだし。

・関西空港  :世界初の海上空港!-> 長崎空港がありました・・・
        世界初の海上「国際」空港!-> あ、長崎空港に国際線あった・・・
        世界初の「完全埋め立て式」海上空港!-> なんか微妙・・・
        世界初の「本格的」海上空港!-> もうなにがなんだか・・・
        ちなみに、厳密には他の島とつながってるけど、マレ空港がその名にふさわしいと個人的には思うのですがね。
        似たようなのでは、日本初の「本格的」ツインタワー(TWIN21)とかある。

・天神祭り  :祇園祭りは除いて、神田祭りもそうだけど、日本3大祭りってどうだろ?
        大阪・東京の人以外、それほど知名度ないと思うんだけど。
        知名度的にはねぶたが入ってて当然だし、歴史的には葵祭が入ってて良いと思う。
        ちなみに私は大阪に住んで、初めて天神祭を知りました。
        岸和田のだんじりの方が数倍有名だよね。w

09,Sep,11 08:559.11からさいぞ
もう10年になるんですね・・・
今朝ニュースでやってて気付きました。
丁度、幹部普通過程入校で、岐阜から東京に向かっている最中でしたので、
かなり鮮明に記憶に残ってます。

・・・昨日の事のようです。

・・・歳取ったなぁ・・・厄年だもんね・・・

08,Sep,11 09:10被爆論議に関してさいぞ
私の思ってるところと近い記事見掛けましたので、参考。
ttp://www.yasuienv.net/WhyZeroRisk1.htm

ゼロリスクを大前提としてなんでもかんでも判断しようとする傾向には、私も少々危機感を感じてます。
こういった極論は情緒的に心地よいし、皆を説得しやすいのは確かですが、
それを端的に正論と見なして、吟味することを放棄してしまうのは危険な傾向かと。

ただ、送り火の見解に関しては見方が異なりますね。
自分が京都市民だからというわけではないですよ?
家のすぐ前が妙法ですけど、個人的には別に焚いてもらって構いません。

前にも書きましたけど、送り火ってのは観光資源にこそされてますが、
本質的には市主催の事業ではなくて、地域が市民の許可を得て「やらせてもらってる」宗教行事。
市民の総意で積極的に行われている行事ではないわけです。
主体は京都市民ではなくて、保存会や地域住民なんですから、
大多数の市民にリスクがほとんどないと分かっていたとしても、少数でも反対がいれば強硬するわけにはいかないでしょう。
市民代表たる市長が許可したとしても、批判の矢面に立つのは自分だけでは済みませんからね。

07,Sep,11 07:55昨夜はさいぞ
こちら京都はとても涼しくていい感じでした。
台風一過、なかなかのクリアスカイで、東の空に昴が見頃です。

先日、ネット上で「社交儀礼」なる単語を見掛けました。
以前の「喧々諤々」のように、最近は誤用が誤用でなくなって来てる例も多いので、
とりあえずググってみました。

おー、やっぱりあるねー。
いちばん最初の記事に、「辞書に載ってない言葉だからと言って使っては行けないわけではない」という意見がありますが、
「慣用句」というものもあって、周囲が「変じゃね?」と感じる言葉は使わない方が賢明だと思いますね。
そもそも、「社交」と「辞令」は従属関係の複合語、一方、「社交」と「儀礼」は並列関係になりますから、
同じ文脈の中で用いられるのはそもそも変なんじゃないでしょうか。

検索すると、「社交儀礼文例集」だとか、「社交・儀礼文例集」みたいに使ってる例が多いですね。
まぁ、この言葉も、「なんか変じゃね?」くらいの受容度ではないかと。

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