あ、今年初めての更新だ。あけましておめでとうございます。
てことで、ようやくイラスト追加。今回はなぜかR100RSです。
絵のとこにも書いてますが、ハンス・ムートのデザインって昔から嫌いでして、
同じデザインの刃とか、「どこが良いんだろう?・・・・」って思ってたくちです。
割と好き嫌いのあるデザインなのかなとも思うのですが、周りの声を聞くとそうでもない感じ。はて?
誰か私と同じに感じてる人居ないですかね?
ともあれこの車種を選んだのは、「カウル付きだと描くのが少し楽だから」(笑)
さて、こんな絵描く時にネットとか雑誌で資料を探すのが常ですが、
そういえば、RS500OLSの写真って見かけないよねーってことで検索。
OLS(オスカー・リーブマン スペシャル)といえば、藤島某氏の「〜女神さま」で出てくるやつです。
実車はワンオフのプライベートレーサーなので、「OLS風」となってますが、
プライベーター向けであるRS54でさえ24台しか作られてないので、博物館級なのは変わらないですよね。
さて、オスカーリーブマンで検索してみてもやっぱまともな記事はヒットしないですね。
大体が「〜女神さま」関係ページのみ。
クルトリーブマン(息子。ライダー)で引いてもだめ。姓名分けると映画・音楽関係が引っ掛かるし・・・。
しかも女神さまページで紹介している内容が結構うそばっかり。
あれはR50だとかR51だとか云ってるのは居るし、
(シリンダーヘッド形状とかシリンダー上部のパイプ数を見れば、RSエンジンであることはすぐ判ります。↓)
ワンオフ物だって云ってるのに、プロダクト物だと勘違いしてるのは居るし、
極めつけは多くのページで、「ベベルドリブン4ストロークOHC水平対向2気筒」・・・
はぁ?OHC?
RS(レンシュポルト)エンジンは戦前からDOHCですよ?
(戦前のものはスーパーチャージャーまで付いてますが。)
なんでかなーと思って調べてみると、なんかコミックに書いてある諸元が間違ってるし。
あれあれ?藤島さん?(笑)

てことで、左がRSヘッド、右が旧R(わたしのR80もこれ。)
シリンダー上の筒(旧Rではシリンダー下、ミュンヘナーだと上に2本)の中は
RSだとベベルギアのシャフト、Rだとプッシュロッドが入ってます。
てことで、RSだと筒が1本、Rだと、IN,EXの2本となるわけです。
私が旧R好きなのはこういった判りやすいメカ構造なんですよねー。アクセスしやすいし。
(ちなみに今月頭、白川公園入り口付近でバイクばらしてたのは私です。(笑))
とりあえず現在のところ、手元にはBMW BoxerJournal(エイムック)Vol.8の記事だけ。
しょうがない、スキャンするか。
こんどはこれ描いてみようかな。
にしてもちょっといじってみたけど、いかにも見開きページだったのがばればれ。(笑)
この手の雑誌、資料的な価値が高いんだから、もう少し写真のレイアウト考えてくれないかな?
見たい部分がトリミングされてたり、他の写真で隠れてたりとかするし。
ていうか、そういう風に作ってるのでしょうか?誰か教えて。