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ブログです。


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01,Dec,08 00:22いやぁ・・・不景気ですねぇ・・・さいぞ
ご無沙汰してます。
相も変わらず午前様&休日出勤な日々が続いてますが、皆さん如何お過ごしでしょうか?
忙しいとはいえ、正直自転車操業状態、このままでは赤字が嵩んでいく一方の我が社・・・明日はどっちだ?
まぁ、技術屋としてのスキルはそれなりに多彩に持ってるつもりですし、なにせ「独身」なので個人的には冷めてますが。

さて、元少佐としては、ぼちぼちタモちゃんの事でも書いとかにゃなぁってことで、久しぶりに更新。
直接の部下になったことはありませんが、昔の上司が直属だったので、色々と人となりは聞いてます。
朋友の記事も読んだことあるし。(というか、部隊内でコピー回覧が回ってた。)
まぁ、大方の人が感じられてるように、歯に衣を着せないというか、所謂お役人的な日和った行動は取られない方で、
割と上記の上司(正論派。割と上から煙たがられている。笑。)とも話は合っていたようです。

件の論文に関しては、「あんなの論文じゃねぇ」とか「質が低い」だとか目にしますが、すいません、あの手の論文
(試験でよくやる「小論文」というやつですが)は、実は幹部G衛官は毎年書かされてます。指揮幕僚課程の試験もそうですし、
各種幹部課程の教務内容もほとんど論文作成に費やされます。
プレゼンの要素も強いので、如何に読みやすくするか(指揮官・上級司令部の判断を簡易にするか)という
目的もあり、所謂学術論文とは違うものだとご理解ください。
まぁ、そういった中で最も「読みやすい」「理解しやすい」論文を書ける方が上の方に行くと。
(件の論文も要旨は掴みやすかったでしょ?)
ええ、私は「お前のは何言ってるのかわからん」の典型でしたが。(笑)

で、論文の内容についてですが、実は隊内では特に目新しいとか過激だとかいう内容でもありません。
軍人の仕事というのは、あらゆる想定に対してあらゆる手段を検討・準備して、即応することに意義があります。
そういった中で、当然戦史研究はやりますし、国際関係や社会情勢、軍事技術といったものの動向も組織として押さえます。
政治好きな指揮官の妄想が沸いて出たわけではなく、隊内で議論されている事の一部が漏れ出た程度でしかないわけです。

まぁ、侵略が濡れ衣だとか、コミンテルンの下りは極言しすぎだとは思いますが・・・言いたいことは分かります。
明治維新以降の軍備計画やら仮想敵国などの国際情勢を見ていくと分かりますが、世間様が思ってるよりも
必然的に、また合理的な判断の元に太平洋戦争に至ったことは、軍人としては常識の範疇かと思います。
個人的には日本の自主独立とアジアブロック経済圏の確保が切り離せないことが大きかったと考えてます。
石原莞爾も言ってるように目的はあくまでブロック経済圏であって、支配権が欲しかったわけではない。
日本と協調してくれる勢力が実権を握ってくれるのであれば、大陸に侵攻する必要性もなかったわけです。
「大東亜共栄圏」は単なる侵略のための言い訳ではないですよ?
そういった意味で、端的に野心的な「侵略」と取られるのは違うと、そういう部分も件の論文の背景にはあると。
「稚拙な論文」と評してる方にはその辺まで知って頂きたいなと思う今日この頃。

誰でも失敗の責任は他人に押し付けたいもので、端的にドイツならナチス、日帝なら関東軍が悪かった、
などという悪役を仕立てたがりますが、戦史を研究する姿勢としてはどうかと。(この点では司馬某の思想は嫌いです。)
何故なら誤った分析は同じ失敗を繰り返す可能性が高いですから。少なくとも軍人はそれをやってはいけない立場にあると思います。
思想や政治、世論から離れて努めて理性的に、そして合理的に、様々な試行錯誤を繰り返すべきです。
(因に半数以上のA幹部G衛官は理系です。ていうかB大は最近まで理工しかなかったし。)
OCAの話などは、平和維持活動開始時に政治家の間でも話題になっていましたし、(TVでもやってましたよね)
政治家が議論する以前に軍が検討やってなくてどうするよ?って話です。
社会情勢に合わせて、災害派遣とか警備出動を拡大するとか、そういう議論もありました。
ですが、本来の任務は有事の際の活動であることに変わりはありません。
ご存知ですか?「救難隊」は不時脱出したパイロットを捜索・回収するのが本来の任務です。
多分多くの皆さんが知っておられる遭難者捜索や傷病者緊急輸送は平時における副次的な活動です。
こうした隊内外の認識の違い、温度差といったものは、現役時には常々感じていたものです。

知らず知らずのうちにタブー視されている戦争関連への思索(というかGHQと日教組の成果なのですけれども)ですが、
もっと日が当たってもいいのではないかと思ってるわけです。
そういった意味では今回、隊内外の温度差が少しは和らぐ良い機会なのではないかと思います。

31,Aug,08 20:21夏休みさいぞ
・・・ですよ。来週は。もう秋ですけど。
サーバーのお守りをしなきゃならないので、みなさんがお休みの時は休めないのです。
さて、何をしようかななんて思ってたら、既に月・水・木にお仕事が入ってしまいました。

あれ?・・・

まぁ、9月は連休が続きますからお休みの多い月だと思えば・・・
変に休みボケしなくて住むし・・・

・・・なんか納得いかん。

さて、最近は午前様が普通の状態になってるもので、コンビニ弁当主体の食生活になってしまってるのですが、
(かといって今日日、妻子持ちのご家庭だとちゃんとした食事ができてるわけでもないようで・・・)
駅前のセブン○レブンで面白いもの発見。

「焼きちゃんぽん」

・・・・それって皿うどんじゃぁ・・・・
所謂焼きラーメンのバリエーションのようですが、長崎で言う「太麺」の皿うどんが正にこれです。
Wikipediaとかネット検索して頂くと分かるかと思いますが、元々皿うどんは太麺の方が元祖。
ちゃんぽんのバリエーションで、出前の時に汁がこぼれないようにしたのが始まりとかなんとか。
長崎市内でも食堂とかに出前を頼むと細麺の方が来ますが、新地(中華街)へ行くとこれが出てきます。
(観光客は結構戸惑うことが多いみたいですが。)
ちゃんぽん麺にスープがいい感じに染み込んでるので、濃い味を好まれる東の方にはおすすめかも。

最近思うのですが、醤油・塩の配分やらが違うだけで、結構関西の味も濃いように思います。
出汁の出方も弱いし、あまり関西に来てこちらの食べ物の方が美味しいと思ったことは無いですね。
あ、醤油臭いラーメンとかうどんに遭遇しなくなったのと、食材、特にアラカブ(ガシラ・カサゴ)とかの魚が有るのは良い感じです。
粉ものは・・・おやつになら・・・

そういえば先日、弟から江山楼(長崎新地にある中華料理店)のちゃんぽんセットが送られてきたので、
(長崎では有名店。ちょっと濃い出汁。セントラルキッチン方式なのですが、私はここのが一番好きです。)
なんとなしにネットを見てたらこんなページ発見。
なにぃ・・・ここのスープをよりによって「天○一品」なんかと比較するとは・・・

ちゃんぽんのスープは白湯というか九州の豚骨スープと清湯との相出汁。
九州ラーメン独特の豚骨臭と甘味が特徴。
対して天一のは、いかにもな鶏ガラスープ。あれで白湯にしてるのですから、豚骨よろしく相当強く煮込んでるはず。
中華では基本ですが、鶏ガラで良い出汁を取るには弱く煮込んで澄んだスープを取るのが定石。(清湯)
結局甘味を補完するために野菜をぶち込んでいるだけ。
関西の方には悪いですが、あれは三流の味だと思います。あの甘味部分はトリじゃなくて野菜ですよと。
(割とこちらの豚骨ラーメンは同じようなのが多いですね。出汁の弱さを鶏ガラや野菜で誤魔化してる。)

ちなみにちゃんぽんの場合は、これにあさりなどの貝類かイカの出汁が具と共にプラスされます。
他の九州ラーメンよりも薄めの豚骨スープなのにこってり感が強いのはこれにあると言っても過言ではありません。
伯父曰く、「良いイカ使ってる店のちゃんぽんの方が出汁が出てて美味い」
豚骨の臭いに惑わされて「魚介系のダシ味よりも動物系が濃い」などとは笑止千万です。
海産県民の味覚をなめんなよ。w
動物系が濃いのは、博多のラーメン屋で食べるちゃんぽん。これはほんとに豚骨スープが濃い。
これはこれで好きなのですが、あっちではちゃんぽんよりラーメン+替え玉を選んでしまうなぁ。

あぁ、西鉄春日原駅前の「みっちゃん」のラーメン食いたくなってきた・・・

20,Jul,08 23:14おしっこをした後ブルッと・・・さいぞ
・・・しますよね。
子供の頃からこれが疑問だったりします。
いや、「暖かい尿が排出されたため体温が一時的に下がるので、脳が無意識に体温を上げようとするため。」
とかいう説明は子供の頃から知ってますよ?

なにが疑問かというと、「本当に体温は下がるの?」という部分。
排出された尿に代わって外気が膀胱に流れ込むのならば納得するのですが、
いかんせん、私は○ん○んからオナラが出た経験がありません。(だれもねーよ。笑)
蒸発潜熱で熱を奪われる程、外気と排出部の接触面積も大きくありません。
(おもらしすれば別ですけど。笑。)
また、上の説明が正しいなら、オナラやう○こが出た時にもブルッとして良いでしょうし、
(むしろ汗掻いてるな。・・・汚い話題ですいません。)
水を飲んだ時にブルッとしないのは何故でしょう。
小の時は大と違って大分体が弛緩しますから、一時的に下半身の温度が下がるやも知れません。
それであればまぁ、分からんでもないのですが、なんかいまいち。

で、私の考えはというと、
膀胱や尿道を尿が通り抜けていった後におこる、微妙な刺激の所為ではないかと。
あれって実際は、ブルッ!、っていうより、ゾクゾクッ!って感じがしませんか?
ほら、上額部を舌でコチョコチョした時のような。
同じように、尿が排出された後も、膀胱や尿道の内側の表面が再度触れるわけですから、
似たような感覚が起こるんじゃないかと考えたわけです。
体温降下説よりは納得しやすいと思うのですが、如何でしょう?

・・・なんてことを友人に力説してたら、「あんた変わってるね」とか言われました。
・・・いいんです。・・・ほっといてください。・・・理系人間の性なんです。・・・

07,Jul,08 02:06あ、どもさいぞ
えーと、とうとう先月の残業時間が100時間を突破致しました。
平日会社に居る時間だけなので、土日や自宅での作業は含まれてません。
・・・
ちーとは仕事断るようにせんといかんなぁ・・・ちょっと上も下も甘やかしすぎかなぁ・・・なんて反省。

「私はちゃんと時間管理してきっちり仕事を終わらせてるし、契約通り時間分しか働きません。」
なんてのは戯言だと思ってます。
できない仕事をできないと言うのは正しいと思うし、そうあるべきなのですが、上記宣う方々の仕事ぶりを見るに、
大概は屁理屈だったり、自分の役割を理解してなかったり。
その分他人には皺寄せが行き、事業の進捗は阻害されて、全体最適化できないのでは組織活動の意義がない。
(実際、俺が被害被ってるし。(笑))

かといって、仕事時間が馬鹿に長い事を自慢するのも問題ではないかと。
仕事時間が長い人って大概が「会議」とか「ミーティング」の時間が長いだけなんですもの。
会議なんてのはまぁ、ブレインストーミングの意味も有りはしますが、基本的に問題点の把握と
方針やら解決策のオプションが用意できていれば後は合議、または決済のみ。
膝付き合わして皆が同じ個人作業を行うことはありません。むしろ船頭多くしてなんとやら。
誰も手を動かして幕僚活動やらないからそんなハメになる。
結局結論も方針も決まらず、誰かに丸投げして終わる。そして忘れ去られる。
それこそ時間の無駄ってものです。

私のは・・・すいません。作業の抱え込みすぎです。
足りないリソースに私自身を使ってしまうから必然といえば必然。
営業はリソース無視して仕事取ってくるし、部下に振ると事業の進捗は無視して仕事を断るか後回し・・・
ちゃんとリソース管理したいんですが、体制もできてないわ、体制作ろうにも作業に追われて
そちらに自分のリソース振る余裕も無いわで・・・どうしよう?・・・

あー、最近ジムにも通えてないなぁ・・・なんせ会社出るのが午前様だし。
そうそう、とうとう禁煙を止めました。
挫けたというより、集中力を維持するために止むなくといったところです。(いや、まじで。(笑)。)
最近凡ミスが多発してきてたんです。正直久しぶりの喫煙は吐き気しました。
良い点は精神安定作用とそのせいか、何故かお腹のハリが直ったこと。(1ヶ月で5kg落ちました。食べる量は変ってないのに。)
悪い点は目や肩の疲労増大と、禁煙中には全く出てなかった群発頭痛の再発。
これはやはり喫煙と大きな関係があるようです。それと睡眠。仮眠とか不規則に短い睡眠の後に必ず出ますね。
仕事を減らして喫煙もほどほどに、頭痛とおさらばしたいのですが・・・・

あ、電話・・・え?・・・障害ですか?・・・了解。対応します。(7/6 AM4:51)
一応、部長なのだけれども・・・こういったのって部下に振るわけにもいかないんですよねぇ・・・

30,Mar,08 21:13アーサーCクラークが・・・さいぞ
お亡くなりになりましたね。(ちょっと時間が経ってしまいましたが)
ご冥福をお祈りしたいと思いますが、まぁ、大往生でした。うちのばあさまと同いか1つ違いくらいですか。

にしても世間の反応は割と素っ気なかったですね。
クラークを知らない人が思いの外多いのがちょっと意外でした。
「SF作家で2001年の人」(微妙に違うが)と教えてあげると、
「あー、、、」
って感じで分かってくれたようなそうでないような、頭の中で「ツァラトゥストラ〜」が
流れているだけって感じでした。
ていうか、「SFってサイエンス・ファンタジーの略だっけ?」とか宣う方がここにも。

いや、なんというか、SFとファンタジーは別物ですよと。
ハインラインは数学屋さんでちょっと毛色が違いますが、アジモフもクラークも
それぞれ化学屋さん/物理屋さんで、ちゃんとした論文も書いてる立派な理系です。
ちゃんとした科学的な考察の基に作品が出来上がっているわけで、
そういった論理や科学的なエッセンスを楽しむのもハードSFの醍醐味なのですが、
それを妄想とかと一緒くたにされた日にゃ・・・

「充分に発達した科学技術は、魔法と見分けが付かない」と言ったのはクラーク自身
なのですが、2001年執筆時にも軌道計算までちゃんとされているなんて事実を
何処の宗教だかよく分からない呪文なんかと一緒にされたくないなぁなんて。
(ちなみにクラークはWW2当時、私の前職と同じく、軍のレーダー開発者でした。
衛星通信に関する論文も発表されてますね。)

とはいえ、それほどまでにクラークを崇拝しているわけでもなく、
個人的な意見としては、クラークの小説は「いまいち盛り上がりに欠ける」というのが正直なところ。
G.リーとの合作である、「宇宙のランデブー」シリーズ以外は人にはお勧めしません。
理屈に走りすぎて上手く起承転結付けられてないって感じでしょうか。
(私的には司馬遼太郎と似た匂いを感じます。この作風を丸々受け継いでいるけど、
クラークほど細やかでないのがバクスターって感じですが、皆さんは如何思われますか。)
にしてもハードSF作家がどんどん減って行ってるのは寂しいものです。
たまにはガツンと知性を刺激してくれるような作品が読みたいのですが・・・


さて、話は変わって近況報告。
今月の残業時間は90時間を突破です・・・
持ち帰りの仕事を考えたら、なんか仕事しかしてないような気が・・・
さらに花粉症から来てるのか、夜中に激しく咳き込んでまともに寝られない日が続いてます。
なんかボロボロ気味です。
新人さんも入ったし、来月はお仕事を少し控えようかなと。

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